美味しく日本酒を飲もう!日本酒を美味しく味わうためのコツや基本に関して詳しく解説します

当サイトは美味しく飲みたい人にお勧めの、日本酒を味わうためのコツや基本に関して詳しく解説しています。
より知識を増やしてお酒を楽しみたいという人におすすめです。
味を表すときの表現を知っておくと、さらに美味しく感じる可能性があるのでおすすめです。
また上質なものは常に低温保存されていることも知っておきたいところです。
さまざまな種類があり選ぶ楽しみもある日本ならではの製法で造られたお酒を、より楽しみたいという人必見の情報となっています。

美味しく日本酒を飲もう!日本酒を美味しく味わうためのコツや基本に関して詳しく解説します

美味しい肴や料理を食べながら、適量を嗜むお酒をよりおいしく味わいたいという人は多いのではないでしょうか。
日本酒の初心者の方が飲みやすいものを選びたい時には、香りが良い甘味のあるタイプにすると失敗が少ないです。
常温や温めたりするのも良いですが、特に冷やして飲むと飲みやすくなります。
爽やかな飲み口が好みであるのなら、冷やして飲むのが良いです。
また氷を入れたロックでのむのも美味しい飲み方です。
様々な種類がある日本酒は飲み比べをするのも楽しいでしょう。

日本酒は味わいで種類が分けられる

特定名称酒と呼ばれる日本酒があります。
特定名称酒とは、国税庁が定めた「清酒の製法品質表示基準」に基づいて、純米酒・吟醸酒・本醸造酒の3つの種類に分かれています。
純米酒は穏やかな香りとお米の旨味、吟醸酒はフルーティな香り味わい、本醸造酒は豊かな香りとスッキリとした味わいという特徴があります。
さらに原料や製法、精米歩合によって、純米酒・純米吟醸酒・純米大吟醸酒・特別純米酒・本醸造酒・吟醸酒・大吟醸酒・特別本醸造の8つの種類に細かく分類されています。
純米酒・純米吟醸酒・純米大吟醸酒・特別純米酒の違いは、醸造アルコールが添加されていないことかつ精米歩合によります。
精米歩合とは、精米する過程で玄米を削り残った割合を%で示したものです。
純米吟醸酒は60%以下、純米大吟醸酒は50%以下、特別純米酒は60%以下または特別な製造方法、という要件が課せられています。
特別純米酒・本醸造酒・吟醸酒・大吟醸酒・特別本醸造の違いは、醸造アルコールが添加されていることとかつ、精米歩合によるものです。
本醸造酒は70%以下、吟醸酒は60%以下、大吟醸酒は50%以下、特別本醸造酒は60%以下または特別な製造方法、という要件です。
特定名称酒の要件を満たしていない日本酒は「普通酒」に分類されます。
しかし、最近ではさまざまな研究によって吟醸酒なみの高品質な「普通酒」も販売されています。

日本酒選びで困った場合にはオンラインショップを利用する

日本酒を選びたい、でも身近に相談できる相手がおらずお店でも質問できない、そういう困った場合はオンラインショップが頼れる味方になるのではないでしょうか。
オンラインショップはとにかく品数豊富なのが特徴で、全国どこからでも利用できたり、24時間営業で夜間や早朝でも日本酒選びや購入が可能となっています。
日本酒は種類が多いので、よほど詳しい人でもない限り悩んでしまいますが、品数豊富な商品を取り揃えている分、選び方の配慮が行われているので安心です。
種類が分類されていたり、種類ごとに説明がありますから、自分の好みさえ分かっていれば悩んだり迷わずに選べます。
また気になるお酒をまとめ買いできますし、何種類か選んで日本酒の飲み比べをすることも可能です。
悩みに応えてくれるだけでなく、オンラインは選び方の幅や楽しみまで提供してくれるショップですから、前向きに利用を検討したり実際に試してみるのが良いのではないでしょうか。

日本酒の中には気軽に楽しめるスパークリングがある

年末年始を始めとしたお酒を飲む機会が増えるシーズンには、皆で美味しく頂けるお酒を用意したいものですが、日本酒の場合にはアルコール分が高めであるため飲める人が限られてしまうということもあるのではないでしょうか。
しかしそのようなときにも、皆で気軽に楽しむことができるのがスパークリングタイプの日本酒です。
普段あまり飲まない初心者の方や女性にも飲みやすいので、幅広い人にお勧めすることができます。
中には低いアルコール分となっているタイプのものもあるので、あまりお酒が強くないという場合でも低アルコールタイプのスパークリング日本酒を選べば美味しくいただくことができるかもしれません。
発泡するタイプのものは爽やかなのど越しが特徴で、食前酒としてもぴったりです。
料理に合わせて楽しむこともできるはずです。
乾杯のための1杯としても適している、華やかな見た目でお洒落な雰囲気を演出することもできます。
気軽に楽しめる日本酒の1つです。

日本酒を美味しく飲むためにどんな種類があるのかを知っておく

日本酒にはいろいろな種類があってわかりにくいという方が多いようです。
違いがわからなくても解く問題はありませんが、知っておくことで選びやすくなることは事実です。
また詳しくなるとそれだけ愛着が湧いて、好きな品種ができることがあります。
一度覚えて仕舞えばそれほど難しいものではないので、身構える必要はないでしょう。
日本酒の基本的な種類には、純米酒と吟醸酒、本醸造酒の3つがあります。
純米酒は純粋にお米だけを使って作られたものを指します。
それ以外は醸造アルコールが添加されていて、精米歩合によって区別されています。
精米歩合とは、精米歩合はどれだけお米を削るか示すものです。
吟醸酒は60%以下で大吟醸酒は50%以下です。
本醸造酒は70%以下で、特定になると60%以下と決められています。
同じ銘柄でもこの違いによって味は大きく変わります。
精米歩合が高くなればフルーティーな味わいが際立ちます。
低い場合は、お米の旨味を強く感じるでしょう。

日本酒には飲むのに適した温度がある

日本酒ほど飲む時の温度を選べるお酒はないでしょう。冷酒から熱燗までいろいろな楽しみ方があります。冷やと言われる冷酒は5度から20度の範囲で、主に冷蔵で保管されていたものをそのまま提供するものです。熱燗は湯煎して温度を高めたもので30度から55度で提供されます。冷やと熱燗の間になるのが、人肌やぬる燗問と言われる常温提供です。お店では基本的に冷酒か熱燗のどちらかを選ぶことができます。冷酒は味わいが引き締まって味が単純となるので飲みやすくなります、その代わり香りが立ちにくいため、日本酒が苦手な人にはいいかもしれません。5度以下になると味わい自体がなくなっていますので注意が必要です。熱燗はどちらかというと香りを楽しむものです。口当たりがまろやかになるのでアルコールの刺激が好きでない人にはおすすめです。どの温度が適しているかは、お酒の種類にもよりますが、香りを楽しむか口当たりを気にするかで選んでもいいでしょう。

日本酒を飲む時には熱燗で飲んだ方がよい

日本酒を熱燗で飲むことはなんだか、赤提灯の下がる昔ながらの居酒屋で、仕事に疲れた殿方が何やらああでもないこうでもないとくだを巻きながら飲むお酒というイメージをお持ちの方もいるかも知れませんが、温かくして飲む日本酒には体にもメリットがある事をご存知でしょうか。冷たい日本酒は体内で温まるまで吸収がはじまらないので、その分体から抜けるまでに時間がかかりますが、熱燗の場合は、飲んでからすぐに体に吸収されるので抜けるのも早くなります。ですので翌日まで残りにくく悪酔いしないのです。もともとアルコールは体を温めるのではなく、体を冷やす性質があるので、熱燗にすることによってその性質を抑えることも出来ます。二日酔いしにくくて、悪酔いしない熱燗を皆様も一度試してみて下さい。尚、熱燗向きのお酒は純米酒や本醸造、普通酒なので、比較的リーズナブルに購入できるのもオススメできる点です。温め方は湯煎で40度から55度の間でお好みの温かさでお飲みください。

日本酒の貯蔵で大事なことは光に当てないこと

日本酒を保管する時には冷蔵である必要はなく、冷暗所であれば大丈夫です。おいしさを維持するために重要なことは、日光を直接当てないことです。蒸留されたウイスキーなどと違って、醸造で作られるお酒なので、高温に晒されると劣化が激しくなります。このような香りの変化を日光臭と言います。日本酒の保管期間は未開封で1年ぐらいですが、直射日光にさらされると短時間で色が変わり臭いが発生するので飲まないようにしましょう。劣化の原因は紫外線なので、蛍光灯でも同じです。具体的な臭いとしては、かなり不快な焦臭さで、すぐに気がつくでしょう。開封時にこのような臭いがしたら注意が必要です。流通段階やお店での保管でも劣化することがありますが、そのような劣化はひね香と呼ばれるものでだいぶ違います。臭いの変化には注意しておくことが重要です。一度劣化してしまった場合、元に戻すことができないので料理などにも使えず、基本的には廃棄となります。

日本酒に賞味期限はないので長期保存が可能

日本酒のラベルには、製造年月日の記載があっても賞味期限はないので、驚く人もいるのではないでしょうか。賞味期限なしの理由はアルコールの度数が高く、適度な殺菌作用が発揮されることから、雑菌が繁殖しにくいのが理由の1つです。そのため常温でも腐ってしまうことはまずありませんし、長期保存も可能で長く楽しめるわけです。日本酒に禁物なのは光が当たる場所で保存したり、高温になる場所に置いておくことです。つまり、直射日光を避けて冷暗所に保存すれば、劣化を免れながら日本酒の長期保存が実現します。開栓後はアルコールが抜けてしまうので、なるべく早く消費するのが望ましいですが、焦らなくても大丈夫なのは確かです。ちなみに期限なしは消費期限も同様ですから、基本的に未開栓であれば腐ることはまずないと考えて大丈夫です。日本酒を美味しくいただくには、製造から1年以内に消費するのが望ましいので、腐らなくても味や香りを無駄にしないために、早めを心掛けて飲み切るのが正解ではないでしょうか。

日本酒を美味しく飲むために水を用意しておく

昨今は若い年代の間で、日本酒がブームとなっています。以前はウイスキーやワインを好まれていた年代ですが、日本酒は発酵をさせることでその風味が大きく異なり、1つの銘柄でもさまざまな味を堪能できる点が人気の要因となりました。これからはじめて日本酒を飲もうという方も大勢いらっしゃるでしょうが、ここでは簡単にそのポイントを述べていみます。まず~必ず用意をしたいのが水です。利き酒というものをご存知ですか。このとき、一口分のお酒を口にしたら必ず水を含むのがルールです。水のことは和らぎ水と呼ばれており、口の中に残っている風味を一度解消することができます。基本は常温の和らぎ水となっていますが、好みで冷やしているものや白湯にすることも可能です。日本酒はストレートで飲むと非常にアルコールが強いため、水で口の中を浄化しながら飲まないと風味を満喫することができません。居酒屋でも用意をされており、一口含んで飲むのが通だと解釈ができます。

著者:長井武司

筆者プロフィール

福岡市博多区生まれ。
親から継いだ酒屋を営んでいます。
日本酒の記事を書いています。
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