上質な日本酒は常に低温保存されている

上質な日本酒は常に低温保存されている

2000年頃から、若い世代の間でお酒が人気となっています。
ビールやウイスキー・スコッチなどがありますが、そのなかでも日本酒が高い支持を集めており、全国各地の銘酒を取り扱っている居酒屋に行く方も増加傾向です。
北は北海道から南は沖縄まで、各地で色んな品種のものがありますが、これらで共通をしていることは良い品ほど低温で保存をされるということです。
ここでは簡単に、日本酒の保存温度について解説をしていきましょう。
焼酎を好まれる方も多いでしょうが、その際はどこに保管をしていますか。
多くの方が室内の常温箇所で置かれているものです。
焼酎の場合、アルコール度数が10パーセント程度しかないため、さほど温度に左右をされることはありません。
ところが日本酒の場合はその限りではなく、上質なものほど20度以上の高濃度なアルコール分を含みます。
低温で保存をしないと分解をすることになるため、基本的には酒屋などでは暗所の10度以下の冷蔵庫で保存をします。

冷やから燗酒まで日本酒は温度によって楽しめるお酒

日本酒は温度によって味わいも変化し、他のお酒に比べて楽しめる温かさの幅が広いのが特徴です。
日本酒は大きく常温と冷や、燗酒に分けられます。
常温は20度から25度のお酒ことで平均的な室内と変わりませんが、注意しなければいけないことは部屋でほったらかしにすることではありません。
日本酒の温度を20度から25度で、落ち着かせておくことが条件になります。
次に冷やというのは常温である20度を境に、5度前後までのお酒のことです。
冷やをさらに細かく表現すると5度から10度までを冷酒と呼び10度前後を花冷え、15度前後を涼冷えと呼びます。
燗酒は30度から60度までのお酒のことで細かくすると30度あたりを日向燗と呼び35度あたりを人肌燗、40度あたりをぬる燗と呼びます。
この後も5度刻みで呼び名が変わり45度が上燗で50度が熱燗、55度以上が飛び切り燗です。
温かさによってさまざまな味わいを楽しめ合う料理もことなるため、いつでも楽しめるのが日本酒の醍醐味になっています。

著者:長井武司

筆者プロフィール

福岡市博多区生まれ。
親から継いだ酒屋を営んでいます。
日本酒の記事を書いています。